半解放

 文章を書くことに慣れておかなくてはならないのは私もあなたも同じである。という間にもう一週間が過ぎ、当初の思惑はどこへやら。まだこのブログを始めて1年も経ってないんだよな。自分の飽きっぽさに諦念を抱く習慣を忘れるほどの忘れっぷりであるね。さて、卒論は終わったのかといえば終わったともいえるし、終わってないともいえる。締め切りを設けているところへの提出は合格サインと共に終わり、後は研究室に提出するものを残すのみでござるな。しかしこれがなかなか厄介な曲者であり、例えばプログラムのソーススクリプトを同梱しておかなければならない。俺が書き散らしたあれをまとめて置いておくなどとは、厳しい条件だ。どこがどんな機能を果たしているのかも分からないし、use strict;していないのであちこちで色んな変数定義等が散逸して読みづらいったらありゃしないけど俺はこの程度のものしか書けないのですようへへと韜晦しておき、いや、普通にそういうものしか書けないのであるから集団でのプロジェクトにおいては全くの無力っていうか掻き乱すような野郎としてレジスタンスを形成したのが私です。この実験的書き散らしが、さあ文章力の向上につながったのかというのを計るのが卒業論文というものでありますが、何ともこうしたオートマティスムまがいの書き散らしというのは、正しい文章や論理を積み重ねていく作業における経験値とはならない!! 「〜〜と考えられる」ばっかりで笑える。そりゃ考えられるだろうよ人間の想像力は底なしなのだからよ。「〜〜という可能性がある」も連発。かと思えば、あんまり自信がないんだけど接尾辞に困ったから断定しちゃったりとかして、ひゃあ〜やばい。だって世の中にこれが絶対というようなものはないのであるから、断定できることなど何もないんだよと思ってためらってしまうのですね俺のような正直者は! しかしまあ兎にも角にもおおよその業務は終了したということで、ようやく肩の荷が下りたというものですか。著作権的には俺と、ご指導いただいた方々の両方にあるらしいので、勝手に研究したものを基にツールを作ったりしてはいけないらしいのですがこれって理不尽じゃないですかね! まあ、もうどうでもいいけどな。ソースファイルをまとめる作業などやる気がしない。という感じでした。