認識、寝れない

 うっは。知らないうちにものすごく時間が経っていたよ。時間というのは単一の概念ではない。この日記を前に書いたことについては、エッ、もうこんなに空いちゃったの、という感想だが、逆に「あれからまだこれだけしか経ってないのか」と感じているイベントもあるはずである。イベントとイベントの間隔で時間的感覚を把握している人は当然そうである。これが毎夜就寝前に30分のお祈りをする人などは、一日一日という単位時間をしっかり意識しながら終えるので、相対的な感覚ではなく日々を受け止めているのだろうか。それも習慣化してしまえば意識されなくなるのだろうか。そしたらその人は何のために祈っているんでしょうね。形骸化した習慣を持つなんて端的に言って一日の中に死の領域を設けているようなものだ! そんなことないんですけどね。こんなこと言ってなんですけど最近時間が経つのホント早いと思うよ。誰ですか二十歳過ぎたら早いと言ったのは。お前は二十歳すぎを一度しか過ごしたことないくせに、なんでそんなこと知ってるんですか。日々を無為に過ごしているのに時の流れが早い。何かに熱中していると時間が経つのが早く感じるっていうじゃないの。無為でも早いよ。よく「君の見ている青色と俺の見ている青色は違うのかもしれない」というようなことを言うでしょ。同じ「青色」というものが共有されているのだけど、俺における「赤」が君における「青」なのかもしれない。しかしそれに対する意味付けや感じ方は、俺の「赤」と君の「青」が同じであり、しかしそれは普遍的には「青」と定義されており、つつがなく世の中は回っているのかもしれない。同じように俺の一秒は世界の二秒なのかもしれない。六十歳の人の人生が実は俺でいう十秒ぐらいにしか過ぎないのかもしれない。マジでどうでもいいんですけどね。
 最近寝れないわ。二時間寝て十時間起きて、とかを繰り返している。体内時計もへったくれもないぞ。飯食って寝ると胸やけが鬱陶しいのであまり物を食えないじゃないか。腹減っても自然とおにぎり1個とかになる。いいことなのかなあ。結構疲労感があるんだけどもね。土日なんかあってないようなものだ。忙しいという意味じゃなくて、ホント水道から水が流れるように過ぎていってしまう。