ようやく読み終わったと思ったら、超容易に続編出てる! ああ、そうね、そういうものだったんだね。読みきりの、濃密な作品だと勝手に思っていたが、どうやら俺が求めていたそれではなかったようだ。だって、どうオチをつけるのかということが気がかりでしょうがなかったんだもの。しかしそんなものは存在しなかった。そういうことなのかい。俺は
ラノベを憎んでも許されるような気がしてきた。俺から見れば、実に刺激的で痛烈な作品を書く人が、びっくりするぐらい非難されず、商業主義を志すことを容認されるメ
カニズムというか、はーい、この機械に
瀬戸口廉也入れまーす、ガタンゴトンギタン、ウイーン、ほら、
唐辺葉介の出来上がりです。というしょうもない加工・フィルタリングを行なう機構としてしか思えなくなってきたよ。これってさあ、
凛として時雨がメジャーデビューして
LOVEマシーンをリリースしてるみたいな気分だよ。毒にも薬にもならん。俺はそう思うんだよ。