少量

 はてなのヘッダ、いや、はてなダイアリーの一番上のヘッダのバーって、スクロールに追随して付いてきてなくないすか? という枕詞から始まりました、2016年一発目の悠久バプテスマ。遂にはここは、俺が酔っ払った時にくだを巻くだけの場となりつつありますな。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。ヘッダのバーの話をしたのは今回が最初じゃないような気がしないでもない。笑点の出演者は、間違えて同じ入りをやったことはないんだろうか? あんだけ長くやってると、一回ぐらいまったく同じことを言ったパターンとかありそうだけどな。
 業務的な修羅場を乗り越えて、やって参りました。新年。謹賀。年末にWindowsPCがぶっ壊れましてね。もう20年来ですかね、WindowsデスクトップPCと共にない年末というのは。速攻で注文しましたが、年末年始休暇の憂き目に遭いまして、もう1週間できかないほどMacBookAirで過ごしてますが、それもようやく今朝に、注文していたパソコンが届くようです。よかった。早くしてくれ。Gabage Collectionの新曲をアップロードしたいんだよ。あらゆることが制限されていて辛いです。ゲームもできないし。Windowsが強い理由のひとつですよ。Macじゃあ、フリーゲームのひとつもできやしない。Airなもんであんまり性能がよくないから、Flashゲームぐらいしかできやしませんよ。中に誰もいませんよ。文化的に縮小している感じがするよ俺は。やはりキーボードとマウスと複数のディスプレイがないと、生きた心地がしない。相当のことをPCに依存していたんだなあ、俺は。もはや家にいてPCに触れ合っていない時間がほとんどないですからね。最近じゃあ、宮崎章夫のサーチエンジン・システムクラッシュという小説を久しぶりに読み返した時ぐらいですかねーコンピュータデバイスに触れていないの。あれはいい小説だ。雑談してる時に、話題が話題を呼んで、あれえ、もともと何の話をしてたんでしたっけ、みたいなノリで池袋をウロウロするだけの、リアルな小説だ。なんちゃらっていう喫茶店で待ち合わせしてたんだけど、どこにあるのかよくわかんなくて、104みたいなところに電話して、なんちゃらって喫茶店はどこにありますか、って聞いたら、なんか元の喫茶店の名前と似てるけど一文字違いの店の場所を教えられて、まあしょうがないから行くか、と思って行ってみたら、全然関係ない人たちがいて、そこでそれなりの出来事があって、元の待ち合わせ相手との話と関係なくなっていく……と思いきや、途中で関係があったりして、みたいな、ほんま雑談してる時の話題みたいに、あるいは、猫が目の前のものに飛びつくみてえな感覚に塗り潰された小説なんですけど、やっぱりいいねえ、こういうのは。世の中のランダム性を象徴してくれてるよ。こんなもんなんだよ、世の中とか。とどのつまりは。ミクロには。まあそれはいいとして、この辺にしとくね。明日は午前中にPCが届くからね。