ちっとはいい家に住みたい

 ねたみそねみって擬人化されたよねどうせ。ねたみちゃんとそねみちゃんっていう擬人化はアリだろうなと思うと同時に、ああどうせあるんだろうなそんなの既に、と思った。
 いまねえ、引っ越しを考えててね、なぜかというと今この家のボロさに愛想が尽きてきて、そろそろ普通の家に住みたいと思ったからであった。しかし家賃と収入と欲望との兼ね合いからして、うーん・・・恐らく広いRCのワンルームで、それなりに便の良い駅の近くがよいと思われる。最初は1LDKがいいと思っていたのだが、それだとかなり都心から遠くになってしまう。東村山という西武新宿線で新宿から30分ほど離れている場所なんかだと、2LDKで55,000円の物件とかある。今俺が住んでるこの木造の鼻くそワンルームよりも安い。しかし東村山・・・。今やってる仕事場へはドアツードアで1時間半ほどかかって、さすがにしんどいな。転職したとて、必ず高田馬場か新宿に出てから乗り換えになるわけで、30分以上は絶対にかかる。それに耐えるか。耐えてもいいような気もする。終電は幸い新宿からなら0時まである。
 でもそれは2LDKにするからで、その西武新宿線の先の方の、西東京市やら東村山市の辺りには、1LDKの物件が極端に少なく、2LDKの方が数としては多いのでそっちしか物件がないという事情がある。らしい。また、別にLDKじゃなくてもよくね? という自分の欲望の再査定も行なわれている。かなり広いワンルームとかなら、かなり便のいい駅の近くでもそんなに高額ではない物件が存在するようだ。今の家を低く評価するあまり、ハードルを高くしすぎた感じがある。
 しかし仲介業者に現地へ連れて行ってもらって見て、というのをいちいち向こうの提示してきた物件に対してやっていては、キリがないし時間がかかりすぎる。やはりネットで調べた物件をピンポイントに見に行くというのがいいのだろうか。ネットにある物件はひどいのばかりという話も聞くが、あれもだめこれもだめではどうにもならんよな。やっぱネットで探すか。
 などという慌ただしい土日であった。